革新的な一体成型のパントンチェア

革新的な一体成型のパントンチェア

革新的な一体成型のパントンチェア

北欧家具の有名デザイナーといえばヴァーナー・パントンの名前を上げないわけには行きません。

デンマークの王立芸術アカデミーで学び、その後、アルネ・ヤコブセンの助手で働いた経緯があり、ヤコブソンが家具デザイナーとして一世を風靡したアントチェアも共同制作しています。

その後、パントンは独立して建築デザインをいくつも発表していますが、やはり名声を得たのはハートチェアとコーンチェアでしょう。

フォルムはヤコブセンのスワンチェアやエッグチェアと似ており、ウレタンフォームとファブリックで形成された椅子は座り心地を重視しながらも、ハートマークやアイスクリームのコーンの部分のシルエットを残しています。

この2つの椅子はヤコブセンとの共同制作から引き継いだモチーフの共通性がありますが、やはりパントンのオリジナル色が強い代表作といえばパントンチェアでしょう。

1963年に発表されたパントンチェアはFRP構造による片持ち式の一体成型で、人体にぴったりと合うような三次元曲線を実現、FRP素材の柔らかさが方も知識と組み合わされて、高いクッション性を備えています。

FRP加工なので色使いも自由にできるため、レッドやイエローなどビビッドな色合いが豊富に揃い、軽く、重ねることもできる機能性を持つことから高く評価されました。

FRPという新素材、ビビッドな色使い、そして座り心地を重視した一体成型と北欧家具デザイナーの伝統を守りつつも革新にチャレンジし続けたのがヴァーナー・パントンといえるでしょう。

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