北欧家具が早くから日本に溶け込んだ背景

北欧家具が早くから日本に溶け込んだ背景

北欧家具が早くから日本に溶け込んだ背景

北欧家具は20世紀初頭に始まったモダニズムの思想による工業製品であることが大きな特徴ですが、日本では比較的早く、スムーズに取り入れられました。

デザインは極力シンプルでありながら有機的部分をもたせ、機能は徹底して使い心地を尊重、さらに工業製品としての規格があるというモダニズムは、むしろ日本にとってけっして新しいことではなく、日本人のライフスタイルそのものであったことが、北欧家具を容易に受け入れる背景だったと言われています。

もちろん、モダニズム全般からいえば服装や芸術の分野では大きな影響を受けていますが、こと、家具に関しては日本では昔から狭い家屋の中で機能的に使うことができる茶歩台という代表的な家具があり、素材の面では木の強度を保つ柾目を生かす技術、さらに木造住宅では数寄屋造りに見られるように継ぎ目技術もあったので、合板による一体成型の機能美にも抵抗なく受け入れられたのでしょう。

日本の家具はシンプルで機能的ではありましたが、足りなかったのは家具デザイナーという存在。

それまでの家具は日本の職人という、優れた技術を持ちながらもけっして表舞台に立つことがなかった人たちの作品です。

北欧家具が日本に入ってから、日本の家具も大きく変わりました。

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