北欧モダン・デザインに影響を与えたブロイヤー

北欧モダン・デザインに影響を与えたブロイヤー

北欧モダン・デザインに影響を与えたブロイヤー

北欧家具のカテゴリーを考える時、北欧出身者以外の存在も広義にとらえて入れるべきでしょう。

建築から始まった工業製品のモダニズムにおいて、北欧家具に大きな影響を与えたデザイナーは北欧出身者だけでなく、それらのデザインした家具は北欧家具と同じ源流を持っています。

さらに北欧家具から影響を受けた他の国のデザイナーもいます。

たとえば、バウハウス1規生で、世界で始めてスチールパイプを素材にして椅子を作ったマルセル・ブロイヤーは影響を与えた代表格の1人でしょう。

在学中の1925年に製作した椅子『B3』は自転車のハンドルからヒントを得て作られたもので、ヴァシリーチェアと呼ばれています。

これはバウハウスの師匠(教授)であったヴァシリー・カンデンスキーを座らせるために作ったことから命名させています。

幾何学模様を描くクロームメッキのスチールパイプと背凭れ、座面、肘掛けに最低限使用された黒皮で構成された椅子はシンプルでありながら、見事な機能美を備えています。

スチールパイプは工業製品の素材として安価なうえ、適度な弾力もあって衛生的という理由からブロイヤーはその後、スチールパイプを素材とした作品をいくつも発表しています。

スチールパイプ1本だけで枠組みを作り、座面と背凭れに藤の素材を用いただけのチェスカチェアは大量生産が可能な安価の椅子で、今では世界中のオフィスで見かけることができます。

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