リ・プロダクトを購入して失うもの

リ・プロダクトを購入して失うもの

リ・プロダクトを購入して失うもの

北欧著名デザイナーの制作による正規販売店での椅子の価格を見てみましょう。

PPモブラーから販売されているウェグナーのザ・チェアは60万円強~。

Knollから販売されているバルセロナチェアは70万円強~。

大量生産で知られるフリッツ・ハンセンのアントチェアでさえ6万円弱します。

マルセル・ブロイヤーのヴァシリーチェアはMoMA STOREで購入することができますが、価格は30万円強。

これが北欧傑作デザインの相場です。

ところが巷では、平気でザ・チェアの名称を用いて5万円、ヴァシリーチェアは4万円、アントチェアは5,800円、なんていう価格で売っているところがあります。

リ・プロダクトと呼べば聞こえはいいですが、要はコピー商品。

大半は中国で作られています。

著名デザイナーの傑作には手が出ないからリ・プロダクトでいいや、と思って購入したところで、傑作の良さを味わうことはけっしてできません。

怖いのはコピー商品の座り心地や存在感を本物の感覚と錯覚してしまうことでしょう。

コピー商品を規格の最小単位とすることは、その後のコーディネートすべてがコピーを彩ることになり、どれほどコーディネートしようと中心の存在感がないので満足を得られることはありません。

著名デザイナーの傑作は日本の代理店に展示してあります。

本物を一度見て、その存在感と快適性、マテリアルの手触りを確認してからコピー商品と比べてみたらいかがでしょう?

その上で、コピー商品でもいいや、と思うならご自由にどうぞ。

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional